2022年の北京冬季オリンピックには91の選手団が参加し、中国語の標準漢字(簡体字)による各国国名の最初の漢字の画数の少ない順に行進が行われた。漢字の画数順の入場は2008年の北京夏季五輪でも採用された。
オリンピック発祥地であるギリシャ(希腊)を先頭に、2番目にトルコ(土耳其)、画数が4の日本は10番目となった。入場の最後は中国、その前は次回開催国のイタリア(意大利)であった。
アルファベット順であれば早い位置で入場するオーストラリア(Australia)は、中国語表記で「澳大利亚」と書き、「澳」の字が参加国の中では一番画数が多いことから最後の入場となった。ちなみにオーストリア(Austria)の中国語表記は「奥地利」。
画数が同じ場合は筆順が考慮され、1文字目が同じ場合は2文字目の画数・筆順が考慮された。